ワーキングメモリとはなにか?



わたしたちの脳は、いくつかの情報を一時的に保ちつつ、保管したそれらの情報を比較したり、そこに修正を加えたりできます。


こんなことができるのは、ワーキングメモリという認知機能があるからです。


脳全体の指揮者にたとえられるワーキングメモリは、もっとも重要といってもよい認知機能でしょう。


会話をする時は、相手の話を理解するという作業をしながら、自分の意見を述べるという別の作業をしています。


話をしながら、その人と交わした過去の会話を思い出していることもあるでしょう。


このように、幾つかの情報を並列的に扱う時に使っているのがこれ。


旅行に行く時、飛行機代がいくらで、ホテル代がいくら、一日に使うお金がいくらだから、合計いくら必要になるな…といった暗算をする時に使われるのもワーキングメモリです。


ワーキングメモリは、プランニングや意思決定といった高度な認知作業に必要なほか、まわりで起こっている情報を更新しながら、大切な情報に意識を集中することを可能にしています。


以下は教育心理学者、Peter Doolittleによるワーキングメモリについての説明です。


プレゼンテーションのなかに出てくる〝作業記憶〟がワーキングメモリを指しています。


文字通り、脳のなかでなにか〝作業をするときに必要になる記憶力〟です。


PETER DOOLITTLE

〝目の前を通り過ぎていく人生の流れは速い。私たちに必要なのは、体験というその漠然とした一続きの流れをとらえ、そこから意味を抽出することだ。それを可能にするのがワーキングメモリだ〟


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