音楽が脳を活性化する



The Tango Brain from Petri Toiviainen on Vimeo.


わたしたちが〝音〟を聞く時、聴覚野だけがその音に反応しているのではありません。


気持ちが高揚したり、思わず足でリズムを取ってしまったりするように、音楽は、感情や運動にかかわる領域など、脳内のさまざまな領域を活性化させます。


わたしたちは全身で音楽を〝聴いている〟のです。


上のビデオは、アルゼンチンタンゴを聴いているとき、脳がどう反応しているかを機能的磁気共鳴映像法(functional Magnetic Resonance Imaging, fMRI)を用いて記録したもの。


フィンランドにあるJyväskylä大学での研究です。


広範囲の脳内ネットワークを使って音楽に反応していることが見て取れます。


わたしたちが音楽に魅了されるのは、脳全体を活性化させる強い刺激だからといえます。


この観察の結果、リズムとトーンは、動作にかかわる運動野や感情をつかさどる辺縁系を活性化させ、音色は創造性などにかかわる領域を活性化させることがわかっています。


音楽が脳に与えるこういった影響を利用して、音楽を心身症の改善や脳卒中後のリハビリなどに利用する試みがなされています。



参照 Large-scale brain networks emerge from dynamic processing of musical timbre, key and rhythm.

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